作品コンセプト

ココは恋人たちのために作られたお店*Amore*
お店を開きたかったオーナーがやっとの思いで見つけた家は廃墟。
でも、オーナーはあきらめずに廃墟をお店に仕立てた。恋人たちのためだけのお店に・・・。
Amoreはどこかの国の言葉で、『愛』という意味。
そんなこのお店にはある噂がたっている。
恋人同士でくると、幸せがつかめる〜とか、永遠の愛が誓える〜とか色々な噂があるらしい・・・
そんなお店にまた一組の恋人たちが・・・・

詳細解説文

今日は彼とデート。デートにいくならいいお店があるって、友達がお店を紹介してくれた。夜に行くと雰囲気いいよって。
紹介されたそのお店に到着！
お店の前にはバラのプランターが一つ。ランタンはないのに、帽子と靴の描かれたキャンバスと一緒にぽ〜っと明るくひかっていた。入り口にいたお店のオーナーが、こちらへどうぞと案内してくれた。1階は入り口のように、ランタンは見当たらないのに所々が光っている。小さな橋から小さな川を見下ろすと、小さなアヒルがぽつんと1匹で泳いでいる。なんだかちょっと寂しそう。橋を渡れば店員さんが2人。素敵な日には、素敵な服をと、彼と私に同じ淡くて綺麗な色の服を渡してくれた。もとは廃墟だったせいか、壁がちょっと・・・ん〜・・かなり崩れてる。植物もいっぱい茂ってるし・・・Loom・・・白いお花咲いてて綺麗だけど、ちゃんと使えるのかな?・・・あ、マネキンが葉っぱのスカートはいてる；
店員さんの横のテレポーターからいける2階は、昼だけ使ってるみたい。2階はお客さんに出す料理を作る場所。調理場のすぐ横に果物なんかのプランター。ドアの横にイチゴのプランター。上からつる下がってるのはハーブ。小さなブルーベリーと桃の木。ブルーベリーの小さい木は見たことあるけど、桃ははじめて・・・。大きい窓の所には、ブドウのプランター。窓から元気に枝が飛び出してる。植物たちには毎日、白いジョウロでお水をあげているらしい。こんな小さなジョウロで大変そう。
ケーキの飾りつけの途中だからって2階から追い出されちゃった。さっきもらった服をきて、彼と3階へ。テーブルに案内されたのはいいんだけど・・・イスの位置変じゃないかなぁ？向き合ってお話できないよね？でも、オーナーはこれでいいんですよと言っていた。話をしていたけど、途中で首が疲れたから空を見上げてみた。明かりが少ないせいか、綺麗な星空が見える。本当に綺麗だったからしばらく見上げていると、左手にもう1つの手が重なった。あ、そっか・・このイスの向きだと手が・・・。それに彼の見える場所が私にも見える。2人でしばらく星空を見上げていた。あまりにも私が気づかないから、シャンパンをくれたウエイトレスさんがクスクス笑っていた。私のその左手を見て・・・