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2007/10/31(水) マジンシア侵攻が開始されました

公式最新アップデートで、 予告があるはずのマジンシア侵攻が開始されたとのアナウンスが
ありました。そして早くもBNN(ワールドニュース)が撃退を告げているようです。

マジンシア侵攻イベントは撃退または撤退を繰り返すことで進行していきますので、これで
終わりというものではありません!ゲートから港まで追い込みましょう!

シャードと呼ばれるウルティマ オンラインの多くの世界は、かつて不死の宝珠が破壊される前は一つの世界だった。宝珠が砕け散り、世界が破壊されたと思われた時でさえ、その無数の破片に対してブリタニアの存在そのものが依然として結びついていた。こうして、元となったブリタニアは歴史の海の中を進み、分かれたシャードはそれぞれの歴史を今も刻み続けている。

偉大なる街、マジンシアについても、一つの世界の歴史が他の世界と大きく異なっていてもさほど驚くには当たらないだろう:

「どこか、はるか文明の彼方に、住民たちの許しがたい傲慢さにより神に破壊された伝説的なマジンシアの街の廃墟が存在することが噂されている。荘厳な大理石の宮殿と庭園の全ては荒廃し、裕福で傲慢な住民たちはさまよう幽霊へと姿を変えた。」

青年カイルによって語られた、ブリタニアの歴史 (ウルティマ IV)

カイルが今日我々が知っている街にこうした類の歴史を記しに来ることは決して無いだろう。マジンシアでは島の豊かな後援者の庇護の下で王国中から集まった多くの偉大なる頭脳と才能が活動し、その繁栄を続けている。多くがムーングロウ出身の学者で構成されたメイジ評議会でさえ、彼らの拠点としてマジンシアの地を選んだ。まさしく、マジンシアは誇りと宝石に満ち溢れた辺境の島だ。

全てのシャードがそれぞれの住民と習慣、戦争と探求、支配者と英雄により独自の発展を遂げているのは紛れもない事実。多くのシャードが元のブリタニアとは異なる道を歩み、新しい出来事に直面している間に、幾つかの災害を避けたこともまた事実だ。

しかし……歴史が否定されることはない。それは流れを変えられ、先延ばしされ、一度は変更されさえしたかもしれないが、決して否定されることはない。闇がエセリアル虚空間と同じぐらい膨大な底流の中で動き始め、我々の多くがこれまで知ることのなかった暗黒がブリタニアに襲いかかろうとしている。

そして、そう、時間の分銅はこの祝福された何も知らない街に今にも衝突しようとしている。彼らはその脅威を見ても、取るに足らないものだとして自信に満ちているだろう。彼らは最初、どんな援助の申し出も受け入れずに戦いに没頭することだろう。そして大群が侵攻を始め、助けが遅れた時……歴史が再び表舞台に現れようとするだろう。

そう、マジンシアは燃え上がる。

あなたはそれを止めようとするだろうか?


BNN(ワールドニュース): A Minor Inconvenience  (現在、英語のみ)

「旦那様!」

ベールとドレープが開き、天蓋付きベッドの中に日光が注がれた。それまで眠っていた市長の髪の毛はぼさぼさで、突然のことに非常に不機嫌だ。目のくらむような光はでこぼこした影によって遮られ、再び叫び声が聞こえた。

 

BNN(ワールドニュース): マジンシアが侵攻を撃退!

何百というデーモンは市民軍によって即座に駆逐され、勝利の歓声がマジンシア中に響き渡りました。市長は短い声明を出しています:

「今朝、私はムーンゲート近くへのデーモンの突然の、いわれのない侵攻について知らされました。部下と私は直ちに戦場を調査し、我々の優秀な現場指揮官は侵攻軍を素早く撃退して、街の境界線を守りました。数名の住民が建造物への小規模な被害を報告していますが、生命が失われたという報告は受けておりません。私は我々の市民軍が自分たち自身の指揮の下で活動していることを誇りとしています。そのため、本土からの支援の提案は丁寧にお断りさせていただきました。今、私は繰り返して言いたいと思います。まだ数匹のデーモンが残っているかもしれませんが、街に対する重要かつ持続的な脅威にはなりません。これはいうなれば『侵攻』は終わったということになります。」

しかしながら、マジンシアへの魔法での移動は依然として行うことができず、マジンシアのムーンゲートは完全に機能を停止しています。BNNは明日、勇敢な現場調査官としてネズミのシェリーを現地に派遣する予定です。

 

 

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